読書感想文はパパの仕事

どーもがんばパパです。

上の娘が夏休み中です。

小学1年生なのに結構な宿題の量。

 

ママがうまく指示をして毎日やらせてるようです。

宿題の中でも読書感想文と自由工作はパパの担当になっています。

 

今日は読書感想文を一緒にやりました。

 

課題本がいくつかある中で手に入ったのがこの2冊。

・魔女ののろいアメ

・心ってどこにあるの?

 

魔女ののろいアメは1年生にしては大変な80ページほどある本です。

ページ数は多いけど、読書感想文の構成はなんとなくイメージできる感じ。

 

一方のもう一冊は絵本みたいな感じでページも少ない。

ただテーマが難しすぎる・・・。

心って何?どこにあるの?と聞かれると正直うまく説明できる気がしない。

 

娘は魔女ののろいアメを手に取りパラパラめくるが基本的に怖いものが嫌いなので魔女が出てくる時点でNG。

 

しかし、こっちで進めたいパパはなんとかなだめ、誘導。

 

とりあえず一度魔女のほうで書いてみようということで読書感想文作成スタート。

 

読書感想文の書き方というプリントを読むと、次の構成にまとめると良いと記載されている。

①なぜこの本を選んだのか?

②あらすじ

③おろしろかった点、印象に残ったところは?

④自分に置き換えてどう思ったか、学んだことは?

 

はい、いきなり難問です。

①なぜこの本を選んだのか?

 →パパが勧めたからです(笑)

 

なんて書けはしないから誘導尋問スタート!

パパ「のろいアメって怖そうだよね。」

娘「うん、怖そう」

パパ「でもどんなアメなんだろうね?」

娘「・・・」

パパ「味は?どうやって作るの?舐めたらどうなる?」

娘「舐めてみたいと思った」

パパ「それだね。舐めてみたいと興味を持ったのでこの本にしました。さあ、書いてみよう!」

 

そんな感じでスタートから苦戦。

特に②のあらすじって何?がうまく理解できない様子。

 

あらすじっていうのはこのお話がどういうものだったかを短く書くんだよと教えてみる。

 

どんなお話だった?と聞くと、

「最初は怖かったけど、最後は優しいお姉ちゃんだった」と返答。

 

うーん、それは感想だね。あらすじとは違うかな。

もう一度説明。あらすじはこの本がどんなお話かを書くんだよ。

 

例えばママにこの本どんなお話だった?って聞かれたらなんて言う?

「怖かったけど、最後は優しかったです」

 

それじゃあどんな話かママはわからないかな〜。

 

このやり取りを3回ほど繰り返す。

そして再び誘導尋問スタート!

 

こんな感じで進めていくと一つの葛藤が。

これだと読書感想文としてはいい感じにまとまっていくけど、本人が考えて書いたものにならない。

 

ということで本人の言葉も残しつつなんとなく構成に寄せていく。

 

しかし最後の自分に置き換えてが難しい。

 

そもそもこの話のあらすじはこんな感じです。

 

妹ほお姉ちゃんが嫌い。そこへ魔女が登場。

お姉ちゃんの悪口を10回言って作ったのろいアメを食べさせればあまりのまずさに気絶する。

妹は作り始めると最初は悪口が思いつくが途中から優しくしてくれたことや守ってくれたこと、

お姉ちゃんの好きなところ、優しいところを思いながら作ってしまう。

最終的にお姉ちゃんにアメを舐めさせないように抵抗し、アメを捨てる。

すべてのいきさつを知ったお姉ちゃんは怒るのかと思ったら、それでも妹のことが好きだよと話す。

妹もお姉ちゃんが大好きと二人はしっかり姉妹の絆で結ばれているなと言う話。

 

最後にオチとして、妹が作ったアメをいろいろあり魔女が誤って食べてしまう。(このシーンはわりと面白い)

まずくて気絶すると焦りまくる魔女だったが、アメは不思議と甘くて優しい味だったとさ。って感じの終わり方。

 

娘は長女なので妹に置き換えてが難しい。

一応考えさせてみたら

「私は魔女が怖いからあったときに逃げるからアメはもらわない」だそうです。

 

それも面白い観点での置き換えだがこの本はそういうことを言いたいわけではない。

 

手を出しすぎるのは良くないと思いつつ、ちょっと誘導スタート!

 

妹がもしのろいアメを作ったときに10個の悪口を言ってのろいアメを完成させたら嫌だね。

 

この本みたいにお姉ちゃん大好きって思いでアメを作ってもらいたいね。

 

妹に対して思いやり、優しさをもって仲良く遊んであげようって思ったよね?

 

「うん。そうする!」

 

はい、じゃあ書いて!

 

こうしてパパと娘の初めての読書感想文はわりとパパの想い先行の作品になりましたとさ。

 

ちゃんちゃん。